京都茶寮

スタッフブログ

京菓子千歳

3月の和菓子「嵯峨の春」

スタッフ

ぽかぽか陽気のこの連休は、卒業式ではかま姿の学生さんや、
京都旅行をレンタル着物で楽しむ若い女性たち、
京都市が定めた「伝統産業の日」にちなんで着物をお召しになったご婦人方など、
着物姿の方がたくんいらっしゃいました~。着物の似合う街、京都です♪
 
今年のお花見は着物で、なんてステキですね!
早咲きのサクラはもう満開!ソメイヨシノも間もなくです。
 
こちらは若葉と共に桜が焼き印された薯蕷饅頭。気分はもう春らんまん☆
 
◆二條若狭屋 「嵯峨の春」(薯蕷饅頭、こしあん)
二條若狭屋 「嵯峨の春」

3月の和菓子「桃の花」

スタッフ

まだ風は冷たいですが、少しずつ、少しずつ春めいてきました。
こちらは優しい春色の和菓子桃の花
京都には花の名所がたくさんありますが、梅や桜に比べると桃の花で有名な場所は少ないかもしれません。その中で「桃林」があることで知られているのが京都御苑
淡紅色から濃紅色の花をつける70本以上の桃の木があり、3月下旬から4月まで楽しめます~☆
 
◆亀屋良長 「桃の花」(芋練りきんとん、粒あん)
亀屋良長「桃の花」

3月の和菓子「春雲」

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「白雲の たなびく山の やま桜 いづれを花と 行きて折らまし」
こちらは新古今和歌の藤原師実の歌。
桜の花の色合いが似ているという前提で、
“雲がかかる山に登ってそこに咲く山桜を取ろうとしても、どれが桜か雲か区別がつかなくて迷っちゃうだろうな。でもやっぱり手にしたいな。”というような意味だそうです。なんだかお花見を楽しみにしている様子が伝わってきますね。900年以上も昔の山桜、どんなだったのでしょうか。
 
この歌からイメージして作られた和菓子です。白とピンクに染め分けた羽二重餅の柔らかい生地に、が焼き印されています~♪ 
 
◆老松 「春雲」(羽二重餅、白こしあん)
老松 「春雲」

3月の和菓子「野の花」

スタッフ

京都のお雑煮は白味噌仕立てで知られていますが、
冬の京料理にはよくまろやかな白味噌が使われます。
そしてこちらの和菓子も、白こしあんに白味噌が練り込まれています!
ちょっとコクのある風味で味に奥行きを感じます~。
 
上品な色合いで、菜の花畑が舞う様子を表現した和菓子。
うららかな春の空気が伝わってきますね~♪
 
◆笹屋伊織 「野の花(ののか)」(きんとん、白味噌あん)
笹屋伊織「野の花」

3月の和菓子「ひちぎり」

スタッフ

本日3月3日はひなまつり。京都では「ひちぎり」の和菓子を食べます。
 
この和菓子は宮中でお子様を祝う儀式に用いられた「戴餅(いただきもち)」が由来だそうです。戴餅は丸めたお餅の真ん中を窪ませて粒あんを乗せたもの。それが一般に食べられるようになり、ピンク色や白色のもの、粒あん以外に白あんやきんとんを乗せたものなどに変わってきたそうです。お店さんの工夫ですね~。
 
ひとつずつ丁寧に作られた宮中とは違い、お餅を丸める手間を省いて引っ張ってちぎって作られたので「ひちぎり」という名になったのだとか。土台の一部分に“引きちぎった跡”がある特徴的な形をしています。
写真の和菓子は千本玉寿軒さんに作っていただいた、よもぎ入りの京都茶寮特別バージョン。
ぜひこの機会に、歴史ある和菓子をお召し上がりくださいませ☆ 
 
◆千本玉寿軒 「ひちぎり」(よもぎ入りこなし、きんとん)
千本玉寿軒「ひちぎり」