京都茶寮

スタッフブログ

京菓子千歳

2月の和菓子「鶯の宿」

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「花の香を 風のたよりに たぐへてぞ うぐひすさそふ しるべにはやる」
古今和歌集の歌です。「たぐふ」を添える、一緒にと訳し、「しるべ」を道案内、「やる」は行かす、送り届けると考えると、
「梅の香りを風にのせて、遠い谷の奥に隠れているウグイスを誘い出す案内役として送ろう」というような意味になりますね。長閑な早春の風景が目に浮かびます。
そしてこの歌から作られたのが、こちらの和菓子。ピンク色と緑色で染め分けられた薯蕷饅頭に、可愛らしいうぐいすが焼印されています♪
 
昨日、九州では春一番が吹いたそうです。
ホーホケキョの鳴き声が聞こえるのももうすぐですね!
 
◆老松 「鶯の宿」(薯蕷饅頭、こしあん)
老松「鶯の宿」

2月の和菓子「馬酔木」

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スズランのようで可愛らしいイメージのアセビですが、「馬酔木」という感じが充てられています。
有毒成分があり“「馬」が食べるとふらついて「酔」ったような状態になる「木」”という意味だそうです~。人が食べても危険らしいのでご注意を。
そんなアセビですが、笹屋伊織さんの手にかかるとこんなにも可愛らしい意匠に。奥行きがあり立体的!!
中の餡にはよもぎが入っているので、見た目だけではなく春らしい味わいも楽しめます♪
 
◆笹屋伊織 「馬酔木」(こなし、よもぎあん)
笹屋伊織 「馬酔木」

2月の和菓子「雪間草」

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昨晩、今年何度目かの雪に見舞われた京都ですが、今日はすっかりいい天気です。
雪の積もった木々と青空のコントラストが美しい朝でした。
 
こちらの和菓子は「雪間草」という菓名のきんとんの和菓子。
“きんとん”といっても、おせち料理の栗きんとんではありません~。こまかくて繊細な丸い和菓子♪ 和菓子職人さんはこの周りの餡の色や細かさで花や季節を演出されます。
こちらの和菓子ではふわりと超絶細かな白いきんとんで雪を、下の少し太めのきんとんにはよもぎを入れて、雪の下に息づく生命の息吹を表現されています☆
  
◆千本玉寿軒「雪間草」(よもぎきんとん、こしあん)
千本玉寿軒 「雪間草」

2月の和菓子「梅の香」

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今朝も京都市内は雪がちらついていました。
立春は過ぎてもまだまだ冬真っ只中です、、、。
そんな寒空の下、ご近所さんのお庭には白梅が咲いていました~。
ちゃんと土の中で栄養を蓄えているのですね!
 
京都でといえば北野天満宮。
御神祭の菅原道真の命日である2月25日には「梅花祭」が催され、
舞妓さんによる茶席も設けられます☆
 
◆二條若狭屋 「梅の香」(ういろう、白こしあん)
二條若狭屋 「梅の香」

2月の和菓子「いこ菓」

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京都駅開業140周年にちなみ「鉄道カフェ」を開催中の京都茶寮ですが、今年は同時に「京都駅ビル20周年」の節目の年でもあります。
そしてこれを記念して作ったのが、こちらの和菓子「いこ菓」。
関西の方にはおなじみ、ICOCAのキャラクターカモノハシのイコちゃんをモチーフにしています♪
実は昨年、ICOCA電子マネーサービス10周年を記念して作っていただいた初代「いこ菓」がいたのでこちらは2代目。今回は笹屋伊織さんにお願いして、素材違いで再登場!
 
雪平(せっぺい)という卵白を使った生地で、上品な白こしあんを包んでいます。お餅のような柔らか~い生地に「目」を焼き印するのは難しいようで、色々な表情のイコちゃんが楽しめます☆
 
◆笹屋伊織 「いこ菓」(雪平、白こしあん)

※「いこ菓」の和菓子は、当店の高級抹茶「朱雀の昔」の薄茶とのセット販売のみです。単品での販売やテイクアウトはしておりません。m(_ _)m
※またこのセットは、イコちゃんが描かれた抹茶碗でご提供します。
「いこ菓セット」2017